東京大学は月の表面や地下にあるとされる水が砂粒の中の小さな隙間で生まれた可能性が高いことを明らかにした。研究グループは太陽から来た水素の原子核が砂粒の隙間にあった酸素原子と結びつき、水ができたと考えている。成果は英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。近年の月探査で月の表面に少量の水分子が存在し、地下には氷がある可能性が指摘されている。ただ、月で水ができる過程は不明だった。有力 ...
元素として重さが中程度といえるチタンの原子核では、個々の陽子と中性子が独立に中心の周りを回る「殻構造」が支配的だが、ごく外側でヘリウム原子核に相当する「アルファ(α)粒子」を含む「αクラスター構造」を持つことが分かった。大阪公立大学 ...
原子核の構造と反応の理解は、物質の起源や宇宙の進化を解明する上で不可欠だが、量子多体系のシミュレーションは、粒子数や自由度の増加に伴い計算量が指数関数的に増大し、従来の古典コンピュータでは対応が困難という課題を抱えている。特に、核子 (陽子と中性子)の間に働く「強い力」 (強い相互作用)は複雑であり、原子核物理学における多体系問題は計算不可の高い領域として知られてきた。
中国が海のない甘粛省のゴビ砂漠に建設したトリウム溶融塩原子炉で世界で初めてトリウムをウラン核燃料に変える実験に成功した、と国営メディアなどが報じた。冷却水を供給する海の近くに原子炉を建設しなくてもよく、西側で技術的な限界のため放棄 ...
北京郊外にある先進研究用原子炉(2023年4月3日提供)。(c)CGTN Japanese 【4月8日 CGTN Japanese】中国核工業集団原子力科学研究院はこのほど、同院が開発した中国先進研究用原子炉(CARR)実験プラットフォームを全面的に対外開放し、全世界に向けて研究課題を ...
清潔な白い防護服に身を包み、白い靴と白い手袋もはめ、ナショナル ジオグラフィックの写真家でエクスプローラー(探求者)のパオロ・ベルゾーネ氏は横になって自分と同じほどの幅しかない開口部に体を滑り込ませた。まるで「星の中に入っていくようでした」と氏は言う ...
次世代原子炉の社会実装に向けた世界的な動きが活発化している。対米投融資第2弾プロジェクトの有力候補ともなっており、株式市場でも投資マネーの熱い視線が注がれそうだ。 ―AIDC建設ラッシュで浮き彫りとなった電力問題、次世代炉がもたらす劇的ソリューション ...
大学の研究炉として国内最大だった京都大複合原子力科学研究所(大阪府熊取町)の研究用原子炉「KUR」(熱出力5000キロワット)が今年4月いっぱいで運転を終える。老朽化や使用済み核燃料の処分の問題が理由だ。同研究所は旧名を「京都大原子炉実験所」と言い、原発の危険性を訴え続けた研究者グループ「熊取6人 ...
[ワシントン 30日 ロイター] - 米国務省と原子力規制委員会(NRC)の元当局者らは30日、エネルギー省に書簡を送り、溶融塩炉と呼ぶ新型原子炉の実験で高濃縮ウランを使う計画について、海外で同様の実験を奨励することになるとして、再考を求めた ...
[ウィーン4日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は、北朝鮮が寧辺の核関連施設で実験用原子炉を再稼働させた可能性があると明らかにした。衛星による観測で、同施設から原子炉稼働を示す蒸気と水が排出されているのが確認されたという。
タンパク質試料の浪費といった課題を解決するため、先行研究ではテープをコンベアベルトとして利用し、その上に滴下した液滴をX線レーザー照射位置まで運ぶ方法が提案されていました。国際共同研究グループは、この手法をさらに発展させ、よりコンパクトで実用性の高い試料導入システムを開発しました(図1)。
欧州原子核研究機構(CERN)は8日(仏時間)、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)における大型イオン衝突型加速器実験(ALICE)の検出器において、鉛原子核の“ニアミス衝突”により、鉛を金に変換できたことを検出したと発表した。この論文はPhysical Review Journalsに掲出 ...