宇宙航空研究開発機構 (JAXA)は2月19日、X線分光撮像衛星「XRISM」を用いて、X線で最も明るい銀河団である「ペルセウス座銀河団」における高温ガスの運動を精密に測定した結果、銀河団中心部では超大質量ブラックホールが、その外側ではダークマターに支配された銀河団の成長が、それぞれ異なる「嵐」を引き起こしていることを、世界で初めて観測的に切り分けることに成功したと発表した。
ペルセウス座銀河団は空で最もX線で明るい銀河団です。天文学者は、銀河団ガスは静止しているのではなく、銀河団の成長やブラックホールの活動にともなって、嵐のような複雑な運動していると予想していきました。しかし、このガスの運動を直接測定ことは困難でした。高温ガスに含まれる元素は、それぞれ固有の色(スペクトルの指紋)を持っています。この色はガスが我々に近づく時にはわずかに青くなり、遠ざかる時には赤くなりま ...
こちらは、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が観測した星形成領域「LHA 120-N 11」、通称「N11」。 かじき座の方向、約16万8000光年先にあります。 星形成領域とは、宇宙空間に漂うガスや塵(ダスト)が重力によって集まり、新しい星が生まれている場所のこと。その役割から「星のゆりかご」とも呼ばれています。
“ホログラム宇宙説”は、ブラックホールの謎や、量子力学と重力の矛盾など、現在の物理学を揺るがす問題の数々を「一気に説明できる候補」であるため、世界中の物理学者が真剣に検討しています。
恒星「LHS1903」を中心とした「内外逆転型」の惑星系を描いた想像図 (CNN)地球から約116光年離れた系外惑星系が、惑星の形成に関する通説を覆す可能性がある――。米航空宇宙局(NASA)や ...
一方、V字型速度分布の内側でみられる高速のガス運動は、銀河団の中心で超大質量ブラックホールが小さく激しい「嵐」を引き起こしている証拠と考えられる。超大質量ブラックホールは周囲から引き寄せたガスの一部を強いジェットや風として放出し、周囲の銀河団ガスにエ ...
私たちが住む太陽系では、太陽の近くには水星から火星までの「岩石惑星」が並び、その外側には木星から海王星までの「巨大ガス惑星」や「巨大氷惑星」が並んでいます。「内側は岩石でできた惑星、外側は厚いガスの大気を持つ惑星」というこの配置は、これまで惑星形成の標準的なモデルだと考えられてきました。 しかし、ウォーリック大学のThomas ...
東京大学(東大)は1月28日、宇宙最古の光である「宇宙マイクロ波背景放射」(CMB)の偏光がわずかに回転する「宇宙複屈折」現象の観測において、無限通りに存在する観測値の候補を制限する ...