宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査機「あかつき」が、設計寿命を大幅に超える運用を経て、昨年9月にその任務を静かに終えた。2010年の打ち上げ直後に主エンジンの故障で軌道投入に失敗したが、5年後の2015年に姿勢制御用エンジンのみを用いた再挑戦で投入に成功。わが国初の惑星探査を完遂させた機体として、歴史にその名を刻んだ。
地表は分厚い大気や地球磁場に守られ、宇宙放射線は直接的には届きにくいものの、大気中の原子などと衝突して生じる二次宇宙線として中性子などが降り注いでいる。地上のネットワーク機器では、この中性子に起因して半導体メモリの一部データが書き換わるソフトエラーが ...
東京大学(東大)は2月27日、フッ素の起源天体に関して、これまで有力視されていた太陽の数十倍の質量を持つ「ウォルフ・ライエ星」(WR星)の寄与を検証するため、アルマ望遠鏡を用いて初期宇宙にある銀河のフッ素信号を探索したところ有意な信号は検出されず、銀河の性質に合わせて構築した理論モデルとの比較により、WR星が宇宙初期におけるフッ素合成の主要な起源ではない可能性を示したと発表した。 同成果は、東大大 ...
わし座の方向約1万光年の距離にある天体「W44」は、天の川銀河の円盤内にある超新星残骸で、残骸に隣接する巨大分子雲には「Bullet(弾丸)」と呼ばれる超高速度の分子ガスが見つかっている(参照: ...
NTTと北海道大学は2月27日、宇宙放射線の「陽子」と大気中の「中性子」が半導体に引き起こす誤動作(ソフトエラー)の発生率が、宇宙空間で80%以上を占める20メガ電子ボルト(MeV)以上の高エネルギー帯において同等であることを世界で初めて実証したと発 ...
太陽系の外から飛来し、現在は猛スピードで遠ざかっている星間彗星「3I/ATLAS」。この天体を追いかけて観測しようという、きわめて大胆な宇宙ミッション案が発表されました。成功すれば、人類史上最速クラスの探査機が誕生する可能性があります。
かつてないほど解像度の高いダークマターの地図が2026年1月26日付で学術誌「Nature Astronomy」に発表された。「ダークマター(暗黒物質)とは何か」という疑問は、物理学全般において最も重要で根強い謎のひとつだ。神秘に満ちたこの見えない物質は、望遠鏡では直接観測できないものの、銀河や銀河団といった大規模なスケールでなら、その重力が及ぼす影響を描き出せる。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠 ...
フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)が運営するWESTは、2月12日、約5,000万度という超高温のプラズマを1,337秒間、つまり22分17秒にわたって維持することに成功しました。これは太陽の中心温度(約1,500万度)の約3倍に相当する驚異 ...
[東陽テクニカ]ダイヤモンド量子センサーが発する微弱光の検出に対応量子コンピューター・人材育成に続き、量子ソリューションビジネスを拡充株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、2026年2月、英国で高感度イメージングカメラを製造・販売するRaptor Photonics(ラプター・フォトニクス) Limited(以下 ...